DVDレコーダー超完全ガイド

DVDレコーダー超完全ガイドメーカー別解説
東芝 TOSHIBA とうしば
待望のデジタル放送「W録」モデルが登場。アナログ機や3in1機も充実し、真のフルラインアップといえる

シーズンごとに順次ラインアップの入れ替えを行う東芝では、デジタル機の一部が変更されました。チューナーがデジタル3波×2の構成となった600GバイトのRD—XD92Dと、400GバイトのXD72Dが登場し、RDユーザー待望の「デジタルW録」モデルが加わったのです。この新機種は、ソフト的な真価もあり、ハイビジョン番組での自動チャプター設定に対応したほか、TS録画とVR録画の領域設定が不要になりました。

ラインアップでは、上位のX6やT1、下位のXD71が継続販売され、多彩な搭載チューナーの製品がそろうことになりました。従来の上位機は、機能面で新機種に追い抜かされたわけですが、実勢価格ではグーンとお得になったので、ラインアップのバランスは取れています。ほかに、デジタル対応3in1タイプのWV81があって、これらだけでも、いちおうフルラインアップといえます。

東芝には、高機能のRDシリーズとは別に、感嘆操作のカンタンシリーズもあり、この春には、ハイブリッド機のAK—G300が追加されました。RDとの仕様の大きな違いは、アナログのみのシングルチューナー構成であることです。自動的にCMカットをする「おまかせプレイリスト」は、そもそもカンタロウ系の製品で開発、搭載された機能で、G300でも健在です。初心者ユーザーをターゲットにしており、その意味からも中心機種は、3in1のV200/V100の2機種です。V200は、BSアナログ対応がポイントとなります。

多機能ですが、操作がやや難しいRDに対して、カンタロウではリモコンの仕様を変更してまで簡単にするなど、徹底した合理化と操作系の割り切りがあります。これは、レコーダーの今後の方向性を示唆しています。

こうして見ると、東芝こそがさまざまなユーザー層に対応した、真のフルラインナップといえるでしょう。

AK-G300アナログ

RDシリーズとは別の系統で、簡単操作が売りとなってるカンタロウの最新機種。HDDは160Gバイトで、DVD-RDLにも対応しますが、そのVRモード記録には非対応です。

RD-XD92D
デジタル

新ブランドであるヴァルディアの1号機。
地上/BS/110度CSデジタルのダブル録画が可能です。
HDDが600Gバイト。
兄弟機のXD72は、HDDが400Gバイトで、i.LINK端子はありません。